さくら色の新生活

 娘が一人暮らしを始めたので我が家はかみさんとクロ（ミニチュアシュナウザー）だけとなった。なんだか新鮮な気持ちだし、居心地がいいような悪いような妙な感じだし、今までと変わらないんだけど変わるかもしれないという予感もする。みなさんはどうしてるのだろうか？

僕は月曜から土曜までは独身で日曜日だけはかみさんと出かけるって生活をずっと続けている。平日はライオンズしようがゲームしようが関係ない。プールでも温泉でも飲みに行っても自由で、その分を日曜日で補填しているようなもんだ。もう３０年近くこのパターンだからルーティンと言ってもいいだろう。逆に言うと日曜日に事業が入るとペースが乱れるし、平日に一緒に出掛けると曜日の感覚が狂ってしまう。どんなに仲の良いお笑いコンビでも漫才が終わったら別々のグループで飲みに行くように、ずっとじゃないほうがうまく回る感じかな。やはり１週間に１回出かけるくらいでちょうどいいのだ。

だけど昨日は仕事を終えてかみさんと桜を観に近所に出かけた。あまりにも見事だからだ。今度の日曜にゃ笹栗で桜鑑賞するつもりなのだが、せっかくだから短い満開の時期にできるだけ押さえときたいしさ。

で、定番の新町北公園に向かう。ギャラリーのぐちのちょい先なのでなじみがあるんだよね。人も少ないだろうしさ。だけどコロナの影響か時間帯のせいか知らんがほんとに誰一人いなかったんだよな。１８時くらいだからちょうど帰宅中の車が多く、車内からじろじろ見られるので居心地が悪いから１０分で退散。

さすがに誰もいないのは気まずいもんだな。

んで、遠賀川の河川敷公園へ移動。ここは逆にめちゃ人が多かったな。お祭り前でちょうど赤や黄色のチューリップが咲いてるし、菜の花の黄色が映えてるところに可憐な桜色の木々が色を添えている今がベストシーズンだと思うしさ。

赤や黄色のチューリップたち

菜の花色と桜色の河川敷

河川敷公園にはひとつ思い出があって、JCで専務理事（ライオンズの幹事みたいな役職）をしている時に北釜山青年会議所との姉妹締結３０周年事業があり、記念のモニュメントを贈呈したんだよね。今でもあるよなあ？と歩いて行くと以前の場所に以前と変わらないまま残っていた。つい韓国のみんなはコロナが流行ってるようだけど元気かな？なんて思ったりもする。

友情の証（あかし）

１９時には戻ってたからほんの１時間くらいだったけどいい時間であった。でもこんなの毎日できるもんじゃない。これからかみさんとクロといったいどんな生活になってゆくのやら？？？