こんな結末を誰が予想できただろうか。
10年以上も仲の悪いままのおぼん師匠とこぼん師匠がこぼんの娘いずみさんの結婚式でどうなるのかがすごく気になっていた。そもそもおぼんは来てくれるのかってこと自体が不安だったけど、さすがに実の娘のようないずみさんの晴れの舞台を汚すはずもなく、まさかのバージンロードをこぼんといずみさん親子とともに歩いて登場。よかったあ。
そこでいずみさんの結婚報告の最後に2人に握手して仲直ししてほしいと懇願するもおぼんが拒否。結局2人の言い合いになっておぼんは式場を出てしまう。ナイツの説得でやっと会場に戻ってきたおぼんが手を伸ばして握手を求め、こぼんが握手に応えた。よかった~と感激した瞬間にこぼんが(これは)仲直りじゃない!と叫ぶ。あっけに取られているとそのまま「お笑いの仕事辞めます!」と断言する。おぼんももうええわ。めんどくさいと超ご立腹。
スタジオは凍りついた。ダウンタウンも真っ青だ。柳原加奈子も大泣きしているし川島も伊集院も言葉が出ない。番組のこととはいえ仲直りしてもらうはずのシナリオが崩壊した。最悪だ、幸せの舞台が悪魔の結婚式となってしまった。
2人別々の控室に戻り、ナイツがこぼんを必死で説得し漫才を続けることだけはしぶしぶ了承を得た。だけどしぶしぶながらも漫才が大好きな気持ちは見えている。そしてその気持ちはおぼんも同じだ。別の控室で苦しそうな表情を浮かべながらおぼんは考えた。そしておもろい漫才がやりたいとつぶやき、控室を飛び出す。すでに撤収作業に入っている式場に入るとみなさんにご迷惑をおかけしましたと一礼。そしてこぼんの前に立ち「俺も意地を張っていたところがあるんで、俺も入れ替えるからお前も入れ替えや。もういっぺんやりなおそう!」と手を伸ばした。するとおぼんも手を伸ばしてがっちり握手したのだ!
今度こそ!ほんとうに今度こそ10年の仲違いが解かれた瞬間だ!漫才というひとつのかけがえのないものが2人の絆をもう一度紡いてくれたのだ!もうたまらん!何枚あってもティッシュが足らん。感激した!!!!
僕はドラマが好きだが、こういうドキュメンタリーは時折リアルがシナリオを凌駕するからたまらんよな。事実は小説より奇なりなんてことを言うが、こんなん小説じゃ絶対書けないもん。実際、この文章では全然伝わらないことだらけで辟易してしまうしさ。けどもう書かずにはいられないからキーボードを叩いてるんだけどさ。
いや~よかった。おぼんこぼんが辞めずに復活してくれて本当によかった。仲直りとまでは行けていないのかもしれないけど、2人同じ衣装で浅草の東洋館の舞台に立ってくれて本当によかった。このまま仲良く死ぬまで漫才してほしいと心から願うよ、ほんと。
参考:ネットも大騒ぎ中みたいね。
おぼん・こぼん「水ダウ」放送後から怒とうの5日連続東洋館出演へ ナイツとW出演日も (msn.com)
水ダウ、おぼん・こぼん感涙完結 MVPは谷川マネジャーか ネットも感謝【ネタバレ】(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース
コメント
そういや漫才をろくに観た事がないし、そもそもファンってわけでもないや。
なんで気になってたんやろ???