平尾台

 日曜日は気温も下がり快晴であった。おでかけには絶好の天気だ。自然を感じる近場に行こうとかみさんと話し、当初目的の夕焼けではないけどまあ下見を兼ねてってことで平尾台を目指した。高速をイメージしていたのだが、田川周りだと１時間ぐらいで到着することもわかったことだしね。

平尾台入口から山道に入ると、単車はもとより自転車が多いことに気づく。僕にはぜんぜん向かないけど、こんなに自然豊かな場所ならば車よりも自転車の方がより楽しめるのかもしれない。まあやんないケド。

展望台に到着。日本３大カルストのひとつで国定公園に指定されているここは雄大な自然がおりなず風景がとても素敵な場所だ。変わった形の岩は遠目で見ると羊の群れのようだし、石灰岩の中から生えている変わった木が見つかるし、風になびくススキの穂はまさに秋本番の到来を告げる。最高だ！

天気がいいのに肌寒いという気候も最高に気持ちが良いし、丘と空のコントラストがキャンパスに描いた絵のようである。自然のままの風景なのにあまりにも不自然なくらい美しい景色が平尾台には広がっていた。

福岡県てのは本当に素敵なとこやね。天神のような都会の風景と平尾台のような自然の風景がちきんと住み分けできていて、しかも直方からだとどちらもちっとも遠くない。マンションの生活も、ネオンやコンビニのない生活も嫌な僕には最高の環境だと思う。群馬の人は荒れちまってたから申し訳ないけど、都道府県魅力度ランキングで７位なのもうなずけるぞ、実際！