今日は完全にオリンピックのソフトボール決勝のことを書くつもりでいた。2日前にメダルが確定したことや、予選でアメリカに逆転負けするというドラマがあったから決勝戦に注目していたのだ。上野由岐子が福岡出身ってこともあるし勝っても負けても13年ぶりの連覇に向けた戦いをたたえるつもりだったんだよな。
でも、昨日の決算理事会について書く。すっかり感心してしまったんだな。令和2年度の決算のことである。
もちろん僕自身が入会3年目に突入して経験値が上がってきたことが大いにあるとは思うのだけど、こんなに短時間で、これほどわかりやすく、鉄壁の理論武装に圧倒された決算報告は初めてである。限られた時間の中で説明不要な個所は省略する一方で、疑問に感じる個所やわかりづらい個所には先回りして説明されるそのアンバイもパーフェクトだったのではなかろうか。
なんとなくだけど、今はちょっとした疑問では質問がしづらい気がしている。答えられなかったらかわいそーやなあなんてニュアンスかな。そのゆるさが居心地のよさだったりもするので悪くはないだろう。でもJC時代は「んなもん、ただの甘えの構造や!」と一蹴していたと思う。その両方が自分の中に共存している現在だからこそ、先に説明があるとありがたいんだよね。しかもかゆいところにだけ手が届いている説明は聞いていてホレボレする。こんなクレバーな決算ができるのに「おい松村!質問には個人的におしえちゃる。今日は時間ないんやけ、わかっとろうが!」と笑いながら軽口を言えるしのださんはやっぱすごいわ。
最高でした。いい締めくくりでした。そしてずーをはじめとする令和2年度理事のみなさん1年間お疲れ様でした!
P.S.
僕もしのださんのような説明ができるように精進しておきたいもんだ。このテクニックはライオンズでも仕事でも生活においてもきっと役に立つ。なんつうか「いいかげん」なんだよね。ここで言ういいかげんはリュウが言ってたヤツである。適当ってことじゃなくていい加減。いいあんばいってことだと聞いて金言だと思っている。
まあ、リュウ自身はめんどくさくなるとそっぽを向くし、細かい作業になると後輩に押し付けるのでただのいいかげんなのではあるけどね。
コメント