ドラマの最終回が終わって特番の時期となり、各局さまざまな趣向を凝らした番組を作っている。そんな特番の中でもテレビ東京のテレ東音楽祭は秀逸であった。テーマは「思わず歌いたくなる!最強ヒットソング100連発」だ。
もちろん懐かしのなんちゃらとかあの頃のどうちゃらと言った昔の歌を流す特番はいくつもある。でも以前の録画を流すにあたりどうしても局内にある資料を引っ張り出した感があって、いやもっと別の歌があるんじゃない?とかなんか手抜きしてない?なんて邪推してしまうことも多いんよね。
そこいくとキー局のなかではビンボーったれのテレ東はいさぎよい。テレビ局の垣根がなんのそので思わず歌いたくなる歌をセレクトしている。ドラマ主題歌なんて出演者のワンシーンを絵で描いて堂々と流しているのだ。ひとつ屋根の下なんてどう考えてもフジテレビやん!ロンバケも101回目のプロポーズもそうやん!でも流したいから流すのだ!わかりやすいように絵を描くのだ!いや~いやぎよい!
曲のセレクトも実におもしろい!例えばとしちゃんのにんじん娘のセレクトはワロタし、マッチのミッドナイトステーションもあったなあ!って感じ。なんつうかメジャーとマイナーの中間を狙うあたりが秀逸なのだ。明菜ちゃんのスローモーションも、いやほかにもあるだろう。でもデビュー曲やからめちゃ聞いたんで完全に今でも歌えるやん!って思うしさ。
観ていると懐かしくも甘酸っぱい気持ちになる。森高千里のミニスカートに鼻をフガフガさせていたころは夢の中にもモリタカがでてきたなあ~とか、以前の聖子ちゃんが映ってりゃ、そういや寮を抜け出してコンサート行ったなあ~とか、荻野目ちゃんのバブリーダンスは数年前の登美丘高校とは違うよなあ~とかさ。ま、アイドル中心にはなるんだけどさ。
なぜか昭和歌謡が流行っているとなんかのテレビで観た気がするけど、僕にとっては今の流行りだったりもする。気がつけば30年前なのについ最近聞いたような気になったりもするんだよね。なんでかな???
あ、昭和歌謡マンサイの日本テレビ「乃木坂スター誕生!」を観てるからや!
コメント